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初対面の中国人に歴史問題の話題を振った小田さん


初対面の中国人に歴史問題の話題を振った小田さん

「こやつ、、、やらかしたな」
 
初対面の中国人に歴史問題の話題を振った、年配の日本人(仮に小田さんといいます)を見て思ったことです。小田さんの英語は流暢ではありませんが、下手ではないのでちゃんと聞き取れます。ただ、彼が言ったことには驚かされました。
 

How do you think about Nanjing massacre? Many Japanese believe this was a lie.
(南京大虐殺についてどう思いますか?多くの日本人は嘘だと思っています)

 
では、なぜこうした発言がまずいのか、ご説明したいと思います。
 
英語で話せる友人やビジネス相手が増えてくると、国籍やバックグラウンドを意識する場面が、当然ながら出てきます。この文章をお読みの方の多くは、日本で生まれ育った日本人かと思いますので、その前提で進めます。
 
「Losers are always in the wrong (勝てば官軍、負ければ賊軍)」
 
さて、日本が経験した最後の大きな戦争は、第二次世界大戦です。日本、ドイツ、イタリアの枢軸国は、アメリカ、イギリス、ソビエト、中国などの連合国に負けました。この時に世界の大きな秩序ができました。すなわち、負けた枢軸国は間違っており、勝った連合国が正しかったという秩序です。
 
「枢軸国は本当に間違っていたのか?連合国が全て正しかったのか?
 
どちらにも、それなりの理があるのではないか」と思う日本人が一定数いることは理解できます。特にここ10年ほどで、「ネトウヨ」と呼ばれる人々が増加し、「ネトウヨ向け図書」の販売も好調です。しかしながら、いくらそうした本を読んだところで、負け犬の遠吠えです。「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉がある通り、勝ったものが正しい歴史になるのが冷酷な歴史の事実です。
 
英語だと、
Losers are always in the wrong (敗者は常に悪者だ)
と表現します。
 
世界はこうした「勝者の論理」で回っていますので、この「勝者の論理」に異を唱えることは、歴史修正主義者 (historical revisionist) の烙印を押されることになります。この単語は、第二次大戦の文脈で語られる時、すごく単純化していうと「ナチスは正しかった、という主張をする人とその同類」という意味合いを持ちます。つまり、非常にネガティブで、異常な人、差別主義者という意味合いです。こう思われることは得策ではありません。
 

2種類の歴史問題

1つ目は、そもそも「こうした歴史的事実があった、なかった」という、事実の有無自体を問うものです。しかしながら、事実があったか、なかったかを研究者でもない素人が論じられるわけでもありません。よって、これは歴史家や研究者に委ねられる問題です。素人が聞きかじりの知識で話をすると火傷します。
 
2つ目は、「こうした歴史的事実は確実にあったが、これは正しかったか」という、解釈問題です。しかしこれは、育った国や教育により刷り込まれた教えがありますので、お互いが自分の意見が正しいというだけで平行線をたどります。基本的に分かりあえることはありません。
 
若気の至りで、大学生がこうした話を外国人の友人に振って、こっ恥ずかしい思いをする程度であれば分かります。若さゆえの過ちですし、大学の友人であれば、長時間一緒に過ごすことも多いでしょうから、後々和解できる可能性があります。
 
しかし、思慮があるはずの大人がこうした発言をするのは、「南京虐殺を正当化する、過去の戦争犯罪を認めない異常人間」だと思われ、その後の友人づきあいやビジネスがやりにくくなることは間違いありません。つまり、特に初対面のタイミングで、歴史問題について触れる必要などないのです。いや、基本こうした話題は触れないほうがよいでしょう。こうした問題を話さなくても、人間として仲良くすることはできます。
 
この手の話題は色々とあります。日本の朝鮮半島植民地政策、日本の台湾植民地政策、日本軍の「南京大虐殺」、真珠湾攻撃は仕組まれた説、広島と長崎の原子爆弾投下の是非、日本軍のBC級戦犯への刑罰、などです。
 

国の歴史ではなく、あなたが重要

国ではなく、あなたが重要
話しても何も得にならない話題をあえて引っ張り出す必要はありません。そんなことより、あたな自身のことを話してはどうでしょうか。自分の経歴、体験、家族、仕事、趣味などです。日本が過去にどのような戦争犯罪を犯していようが、いまいが、あなたが魅力的であれば良いのです。
 
それでも、歴史問題について理解を深めたいのであれば、相手の立場と主張を理解することです。日本が侵略した国の多くでは、日本統治下で行われた内容についての記念館があります。そうした場所を訪問してみるのがよいでしょう。

 

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