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2020年の東京オリンピックまで、もう4年を切りました。年配の方を除いて、東京オリンピックの記憶がある方はそう多くないはず。
つまり、多くの人にとっては初めての東京でのオリンピック開催となります。札幌、長野と冬季のオリンピックの開催はありましたが、首都の東京で花形である夏季オリンピックを迎えるのは楽しみです。
オリンピックが開催するとなると、世界中から観光客が訪れるわけですが、そこで問題となってくるのは多くの観光客のお手伝いをする通訳ボランティアです。通訳ボランティアは、「ボランティア」という名前がついていますが、一人一人が「東京オリンピックのメンバー」となるわけですので、間違いのない通訳対応が求められます。もちろん、観光客の多くは英語での対応を求めてくるので、英語が最も需要のある通訳となります。
では、東京オリンピックに通訳ボランティアになるためにはどうすればよいでしょうか。通訳ボランティアは、大きなイベントの公式スタッフとして参加できる、外国人とたくさん接する機会があることから、非常に人気のあるボランティアで、倍率は5-10倍になることも少なくありません。
「ボランティアやります!」と手を上げれば、すぐにできるものではないのです。では、通訳ボランティアに当選するためには何が必要か。ここでは2つの観点でご説明します。
英語力を理解してもらうために必要なのは、客観的な指標です。「私は英語がとても上手に話せます」「外資系企業で10年勤務していました」といっても、相手はあなたがどれくらいの英語力なのか、正しく理解できないからです。
ここで、東京都墨田区が出している、通訳ボランティアに求める語学力をまとめた表がありますので、見てみましょう。
一般的なものをピックアップすると、「英検 準一級以上」「TOEIC 730点以上」「TOEFL iBT 80以上」の3つとなります。受講料の安さと受験しやすさを考えて、ここではTOEICに話を絞りますが、730点が必要となるわけです。
この730点というのは、国際的な語学力の指標であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のB2(実務に対応できる者・準上級者)に当たるため、日本の多くの団体では、CEFR B2相当のTOEIC 730点を目安として用いています。現時点(2016年11月)では、東京オリンピックの通訳ボランティアの参加申し込みガイドラインは公表されていませんが、TOEIC 730点が用いられる可能性が高いと思われます。
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同じTOEIC 730点でも「はじめて通訳をする人」と、「これまで豊富な通訳経験がある人」であれば、後者のほうがよい通訳ができる可能性が高いです。
なぜなら、通訳として求められる理解力、説明力、応対力、トラブル回避力などを実地で身に着けているからです。
東京オリンピックの通訳ボランティアの目的は、「世界中からオリンピックを見に来た人に、言葉の不自由を乗り越えて楽しんでほしい」ということにあります。「東京オリンピックを契機に、多くの通訳ボランティアを育成する」ことではありません。そうなると、即戦力として高いレベルの通訳ができる人が、おのずとして当選する確率が高くなります。
つまり、東京オリンピックの通訳ボランティアになるためには、今から準備を始めておく必要があります。それは、「英語力を最低でもTOEIC 730点に、そして可能な限り高い点数にあげる」のと、「今から、色々な通訳ボランティアに応募して経験を積んでおく」の2つです。
東京オリンピックの通訳ボランティアの募集が正式に始まってから対策を行っても遅いのです。やるなら今からです。そして順番としては、「英語力を高めて、それから通訳ボランティアの経験を積む」です。TOEIC 730に満たない人は、通訳ボランティアとしてそもそも応募できない場合が多いので、英語力が先です。
英語力を高めるには、色々な方法があります。基礎力がない方は、当サイトの教材を利用して英語力をつけて頂くのも良い選択肢です。TOEICが500点以上ある方は、公式問題集を使って回答力を高めていくのも良い方法ではないかと思います。
そしてTOEIC 730点を突破したら、TOEICをさらに上げる努力を続けつつ、自宅から通える範囲の地方自治体の通訳ボランティアサイトに登録をしていきましょう(例えば、東京都墨田区に住んでいたら、東京23区、神奈川県東部、千葉県西部あたりであれば十分に通えるので、登録できる自治体はかなりあります)。
皆さんの東京オリンピックでの活躍を、当サイトでは全力で応援します!がんばってくださいね。
(関連サイト)
2020年 東京オリンピック公式ホームページ
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