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海外でプレイする日本のサッカー選手の中で、本田圭佑さんの活躍ぶりは他の選手を圧倒するものがあります。2016年12月現在、イタリアでもっとも有名なサッカーチームである、ACミランに所属しています。それだけでなく、オーストリアのサッカーチームであるSVホルンを実質的に経営しており、ビジネスマンとしての手腕も期待されるところです。
サッカーはチームプレイです。これは、浅田真央さんのフィギュアスケートや、石川遼さんのゴルフと比べて、語学力の比重が高いことを意味します。自分で考える、または自分と日本語を話すコーチだけでわかっていてもダメで、監督の意向、チームメンバーとのすり合わせが必要となるためです。
そんな本田さんの英語力について見てみましょう。
こちらは、2014年のインタビューです。ACミランのチームメンバーとなった本田圭佑さんが、チームメンバーとしての自分を振り返る内容になっています。なお、このインタビューでは、インタビュアーからの質問シーンはカットされており、本田さんがひたすら喋る内容になっています。
2014年に、ACミランのチームメンバーとして、思うような良い結果を残せなかったことについて振り返っています。
「I still don't find an answer about that. Because, also, last season, I did my best. But I couldn't make good results. But sometimes, it will happen. This is football. (まだ答えを見つけていません。前のシーズンはベストを尽くしました。しかし、良い結果を残せませんでした。しかし、時にはこんなこともあります。それがフットボールなのです)」。
結果を出せなかったことを振り返るというのは、沈痛な作業でありますが、痛々しい表情を見せながらも、しっかりした英語で答えています。時々、わずかに英語を考えている沈黙の場面があり、発音はさほど上手とは言えませんが、かなり上手な部類に入るかと思います。日本人がよくやってしまいがちな、be動詞構文を多用することも、I などの主語で文章をはじめてしまいがちなこともなく、成熟した英語力を思わせます。
当編集部は、このインタビューを見て、本田圭佑さんは、単に英語を「英語」として勉強したのではなく、「海外の多くのスポーツ選手が使う英語、態度、言い回し」を徹底的に勉強したのではないかという印象を持ちました。本田圭佑さんが話した文章だけを引っ張り出して、白人のサッカー選手に話させても、全く違和感がないと思いました。つまり、本田圭佑さんは「プロのスポーツ選手に必要な英語力・応対力」を猛練習したに違いない、ということです。
目線についてもそう感じます。インタビュアーは映っていませんが、どう答えるかを考えている時以外は、インタビュアーがいるであろう方向を真っすぐに見つめています。この目力の強さも、「英語圏のスポーツ選手っぽさ」を感じさせます。
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この動画からは分かりませんが、英語でインタビューの質問をされ、それについて答えているだろうことが推察できるので、スピーキング力と同程度、リスニング力があるのだと思います。
スピーキング力 ☆☆☆☆
リスニング力 ☆☆☆☆(動画からは判別できないので推測)
リーディング力 不明
ライティング力 不明
本田圭佑さんは、「一流のプロスポーツ選手の英語」を突き詰めて学習されたのだと思います。つまり、「日常の買い物英語」や「お酒を飲みに行った時の英語」ではなく、 「一流のプロスポーツ選手の英語」を一点突破で突き詰めて努力されたように感じます。目的が明確である時、この一点突破は非常に有効です。何故なら、英語には色々な要素がありますが、全て漠然と学ぼうとすると無駄が多いからです。
例えば、IT企業に勤める人は、IT用語やプログラム開発用語を英語で理解してコミュニケーションを取れないといけませんが、逆に野菜の名前や、料理にまつわる英語などは一切不要です。
逆に、英語圏でシェフを志すのであれば、厨房でコミュニケーションを取るための英語(食材の名前、調理方法、即レスできること)などが必要になります。そして、スマートフォンの開発にまつわる技術的な英語などは一切不要になります。
さて、あなたは英語を使って何をしたいのでしょうか。そのための英語学習において、何を残して、何を捨てたらよいと考えますか?ぜひ、みなさんの考えを教えてください。また、基礎力が乏しく、「何を残して、何を捨てる」というレベルに達していない方は、当サイトおすすめの英語教材を使って、基礎の基礎を効率的に習得してみてください。
(関連リンク)
本田圭佑 公式ウェブサイト
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