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ノンネイティブ同士の英語コミュニケーション


ノンネイティブ同士の英語コミュニケーション

私たちのような英語ネイティブでない人、ノンネイティブが英語を話す状況で一番大変な場面はご存知でしょうか。それは、「ネイティブだらけの場に入っていって、多人数のネイティブとコミュニケーションを取る」ことです。大人数の会議や商談などを想定してもらえると分かるかと思います。
 
そして、さらに大変なのは、「ネイティブだらけの電話会議」です。相手の口元は見えませんし、会話はどんどん進んでいくし、話すスピードは速いし、ということで非常に難易度が高いといえます。
 
では、ノンネイティブ同士が英語で話すコミュニケーションはどうでしょうか。例えば、私たちが、日本に来ている韓国人、中国人、台湾人、タイ人などと、英語で話すことを想定してみてください。
 
結論から言うと、ノンネイティブ同士の英語コミュニケーションは、ネイティブ同士のコミュニケーションと比べるとかなり容易です。もちろん、相手の出身地域によって英語の発音の癖があって聞き取りにくい点もありますが、基本はかなり聞き取りやすいし、話しやすいのが普通です。では、なぜ話しやすいのでしょうか。ここでは3つのポイントをあげて考えてみたいと思います。
 


1.簡単な言い回しが多く使われる

ここでは例として、「塩を取ってください」と相手に依頼するときの文章を考えてみましょう。
 
(1)ネイティブ
Excuse me, could you pass me the salt?
(すみません、塩を渡していただけませんでしょうか)
 
かなり丁寧すぎる言い回しですが、相手がビジネス相手だったり、年配の方だったり、ポジションが上の方だったりすると、このように非常に丁寧な言い回しが使われます。ネイティブは相手との関係性に応じて、英語をできるだけ正しく使い分けるようにしています。
 
これは、「日本人が日本語で話す状況」を考えればすぐにわかります。日本人が日本語で、塩を取ってほしいときに、「後輩に頼むとき」と「会社の社長に頼むとき」と「両親に頼むとき」だと、言い回しは当然変わってきます。英語ネイティブはこれと同じことをやっているのです。
 
(2)ノンネイティブ
Give me salt または Pass me the salt
(塩ください、または、塩渡してください)
 
ノンネイティブの場合、相手に応じた完璧な英語の言い回しなどはかなり難しいものがあります。よって、自分の意思を正しく伝える、というところに焦点を当てた話され方になります。逆な言い方をすれば、多少失礼があっても、ネイティブではないし、完璧に英語を話せると誰も思っていないので、「伝わればよい」と割り切って話をする場合が多いです。
 
日本語の状況に置き換えて考えてみましょう。例えば、明らかに外国人の人が、多少失礼な日本語で何かを依頼しても、私たちは「ああ、この外国人は日本語苦手なんだな」と思い、対応してあげると思います。「失礼だ」と怒り出す人はまずいないでしょう。むしろ、「外国から来て、日本語話せるなんて大したもんだな」と感心するのではないでしょうか。
 
こうしたネイティブとノンネイティブの違いは非常に面白いものです。こうした英語の違いについては、「ボーイングの飛行機開発で日本の航空会社が英語について要望したこと」にもまとめてありますので、ぜひご覧ください。
 


2.英語に自信のないもの同士の「親切で寛容な」会話になる

英語に自信のないもの同士の「親切で寛容な」会話になる
ノンネイティブは、基本、ある程度の年齢になってから英語を身に着けた人なので、自分の英語力に絶対的な自信を持っていません。「自分はこのレベルは話したり、聞いたりできるけど、これ以上になると厳しい」ということをよく分かっています。また、自分もそれなりに努力して英語を勉強してきたので、英語が苦手だけど何とか話そうとするノンネイティブに対しても寛容であることが多いです。
 
つまり、自分も自信がない、そして相手も自信がないんじゃないだろうか、という前提での会話になります。これは、ゆっくりで丁寧な会話になることが多いことを意味しています。「自分の話したことが伝わっていないのではないか」「自分の発音がまずかったのではないか」「相手の話が聞き取れていないのではないか」と思いながら話をするので、ある意味、相手に対して親切にもなります。
 
これとは逆に、ネイティブは自分の英語力に絶対の自信を持っています(そりゃ当然です。生まれてからずっと英語を話してきているわけですから)。よって、親切丁寧に話そうとしても、「どう話し、どう聞くのが親切か」ということについて思いが至らず、ついつい自分のペースで話してしまって、相手が取り残されるということがよく起こるのです。
 


3.笑顔が多くなる

笑顔が多くなる
これは当サイトのスタッフのうち、約半数がYES! といった件です。ノンネイティブ同士、英語に自信がない中で、何とか英語を話そうと悪戦苦闘すると、「あー、あの言葉思い浮かばないな」とか「どうやって伝えればいいかな」と思う中で、「ちょっと困ったな」と思いながら、自然と「困ったな『笑み』」を浮かべることが多くなります。
 
この笑みは、なかなか言葉が出てこない、文章が思い浮かばない、困った笑みなのですが、相手からすると、頑張って言葉を引っ張り出そうとしてくれていることが分かり、相手に対する安心感が増します。
 
あなたが英語圏でない外国に行った時のことを考えてみましょう。例えば、もしあなたがタイに行ったとして、現地の人に英語で質問をしたとします。その際に、タイ人が「英語そこまで得意じゃないんだけど、なんとか伝えたい。でも言葉が出てこないな」と、少しはにかんだような笑みを浮かべたら、「ああ、一生懸命伝えようとしてくれている。有難いな」と思うのではないでしょうか。
 
英語ペラペラのネイティブであれば、質問にささっと答えてくれるかもしれませんが、ノンネイティブが頑張って伝えようとしてくれる光景の方が、記憶に残りますし、感謝の念も沸くのではないでしょうか。そして、この感謝の念は、「Thank you very much」を笑顔で伝える、という笑顔の良い連鎖が生まれるのです。

 

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