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英語版Wikipediaを使ったリーディング勉強法


英語版Wikipediaを使ったリーディング勉強法

リーディングに特化した勉強をしたい、長文読解力をつけたい、そして自分の興味がある分野、仕事で関連する分野について学びたい、という方は多くいらっしゃいます。例えば、趣味や仕事の特定の分野です。こういう方におすすめできるのが、「英語版Wikipedia」を利用したリーディング勉強法です。それでは見ていきましょう。
 

英語版Wikipediaとは

Wikipediaはご存知の通り、オンラインで利用できる無料の百科事典です。ウィキメディア財団 (Wikimedia Foundation) により運営がされており、多くのIT企業からの寄付、ならび一般の方からの寄付で運営を賄っています。広告を一切表示させない、という運営方針が多くの方の支持を受けて、オンライン百科事典ではダントツのアクセス数を誇ります。
 
Wikipedia自体、アメリカから始まったこともあり、英語での記事数は圧倒的です。日本語が99万記事に対して、英語記事は502万記事と、5倍以上の記事数があります。そして面白いのは、日本に関連する記事以外は、英語版Wikipediaのほうが記事の質が高いです。
 
例えば、インドの都市「ムンバイ」を日本語で調べると、37項目の一次ソースからの引用がある記事が表示されますが、これが英語になると388項目の一次ソースから引用がされている記事が表示されてきます。これだけのものを無料で活用できるのが英語版Wikipediaの魅力ともいえます。
 

学習方法

さて、それではどうやって英語版Wikipediaを利用して学習するかについてお伝えします。下記のステップに従って進めてみましょう。
 
1.中心となるトピックを決める
関係性のない記事をあれこれ読むより、「この分野について詳しくなる」と決めて読み進める方が効果的です。よく使われる単語、言い回し、固有名詞などを短期間にたくさん読んだほうが記憶の定着率が高いからです。例えば「90年代のアメリカのロックバンドについて詳しくなる」「IT業界の主要企業について詳しくなる」「これまでの主要な飛行機事故について詳しくなる」など、何でも構いません。
 
2.中心となるキーワードを決める
上記1で決めたトピックを、キーワードに落とし込んでみましょう。例えば「90年代のアメリカのロックバンド」ではなく「Nirvana」という具体的なロックバンド名、「IT業界の主要企業」ではなく「IBM」という具体的な企業名、「これまでの主要な飛行機事故」ではなくて「ユナイテッド航空93便事故」などです。
 
3.中心キーワードと、同種の記事を合わせて10個読む
例えば「Nirvana」というキーワードの周辺には「Pearl Jam」「R.E.M.」など、同時代に活躍したバンドがいますし、「IBM」の周辺には「HP」「Microsoft」などのIT系巨大企業があるかと思います。関連するキーワードのリンクをたどって、とりあえず10項目をブックマークに入れてしまいましょう。紙の方がよければ、印刷するのでもよいと思います(印刷すると相当な量になる項目もあるので、フォントを小さくして印刷しましょう)。
 
そして、まずは辞書を使わず1段落読んでいきましょう。1段落読み終わったら、ある程度意味を類推しながら、単語を引いてまた読んでみます。どうしても分からない分などがあれば、Google翻訳を使う、また日本語版Wikipediaで同じ項目で調べてみるのがよいと思います(ただ、英語版Wikipediaのほうが記事数が多いため、日本語版Wikipediaに同じ記事があるかどうかは分かりません)。
 
4.読む記事を増やす、そして「学びを楽しむ」
10個読み終わったら、あとは思うがまま、関連する記事を読み進めていきましょう。読む記事を増やしていくと、その中心キーワードに関連する言葉が、同種の記事で多く見つかるはずです。その時代の流行語だったり、ジャンルだったり、業界用語だったり、人物だったりします。この、よく出てくる頻出キーワードこそが、あなたが最初に決めたトピックにおいて重要な語、フレーズとなっているはずです。
 
ある程度の記事を読むと、同種の記事はある程度快適に読めるようになっているはずです。ここからが「学びを楽しむ」段階に入る、といってよいのではないでしょうか。興味のあるトピックとキーワードだけでなく、その周辺のキーワードまで読んで学んでいくことができます。
 

この方法で自分の趣味、仕事に直結する英語力をつけた具体例

1.「世界の空港と航空路線をWikipediaで学ぶ」
このサイトの記事を書いているメンバーの中の一人は、空港業界が大好きで、どの航空会社がどの路線を飛ばしているかについて調べて、あれこれ考えるのが好きという趣味を持っています。しかし日本語のWikipediaは情報が古い、またそもそも情報が載っていないことが多かったので、英語で情報収集をするようになりました。今では、空港に関するブログを趣味で書いて、日本全国の航空ファンと交流を楽しんでいます。
 
2.「日本のことをWikipediaで学ぶ」
旅行会社につとめる私の友人は、仕事の一環で、日本の歴史や文化、建物などが英語でどのように紹介されているかを知りたい、ということで英語版Wikipediaを読んで勉強することになりました。
 
そこで気が付いたのは、意外と英語に訳されていない項目が多かったということです。彼女は、仕事をするかたわら、なんと英語版Wikipediaの記事をつたない英語で書き始めてみたら、Wikipediaの記事を書く編集コミュニティの人たちと仲良くなり、数年続けているうちに、すっかり英語が上達しました。その英語力を生かして、旅行会社では海外の仕入れを担当するようになり、頻繁に海外に出張しています。
 
3.「スマートフォンについてWikipediaで学ぶ」
様々なスマートフォン端末が大好きな高校生の羽田さん(仮名)は、日本のWebで公開されている情報では飽き足らず、はじめはWikipediaで海外のスマートフォン事情についてひたすら調べました。情熱がある好きな分野なので、分からないことがあっても、それを調べて読むことは全く苦にならなかった、むしろ楽しくて仕方なかったそうです。
 
日本のスマートフォンについて書かれているWikipediaの記事で、誤記があったら、細かく修正などをしているうちに、記事を書いてみたくなり、海外の有名スマートフォンサイトにメールして「日本のスマートフォン事情について、記事を書かせてくれないか」と連絡してみたら、なんとOKが。細かな言い回しなどは苦手な点も多いので編集部に修正をしてもらっていますが、高校生をやりながら、海外スマートフォンサイトに記事を投稿しています。
 
4.「フィリピンについてWikipediaで学ぶ」
これは私の経験です。フィリピンの大手企業向けに仕事をすることが何度かあり、出張でフィリピンに行くうちに、フィリピンという国に興味を持ちました。国の成り立ち、歴史、有名な人物、経済、政治、文化、宗教、食べ物など、ひたすら調べて読みまくりました(私はスマートフォンにダウンロードできるオフライン版Wikipediaアプリ、というものを読んでいました)。
 
私の場合は、英語力はある程度あったので、英語力が著しく向上する、ということはありませんでしたが、フィリピンの企業の幹部と会う時に、彼らの歴史や文化に即した雑談をしたり、彼らの目線で質問をしたりすることができるようになり、結果仕事や友人づくりに大きく役立ったと感じています。
 

注意点

1.長すぎる記事に注意
英語版Wikipediaは素晴らしいサイトであることは間違いありませんが、非常に有名なキーワードで検索すると、記事自体が長すぎて、読むのにうんざりする、また相当根気が必要となる場合があります。いつまで読んでも、長すぎる記事がなかなか終わらないので、達成感が得られません。これでは、楽しいはずの学びが苦行になってしまいます。
 
こうした場合は、無理に全部を一気に読もうとせずに、1段落読んだら、別な記事を読むなどして、うんざりする、飽きる気持ちを押さえながら、少しずつ読んでいくのがおすすめです。
 
2.難しすぎるテーマを選ばない
文学、哲学、宗教学系などの記事は、内容がかなり深く、日本語で読んでも意味を正しく理解するのが難しい場合があります。これは、かなり難解な専門用語が使われていることに加えて、読む側にかなりの前提知識が必要であるためです。その分野について英語の語彙がかなりある、またはある程度研究したことがあり自信がある、という場合以外は、こうした記事を選ばない方が無難と言えます。
 
さて、いかがでしたでしょうか。「好きこそものの上手なれ」とは素晴らしい言葉だと思います。自分が好きな分野、興味がある分野だからこそ、もっと知りたい、もっと深めたいという願望がでてきます。その知的好奇心に従って、読んでいくことで、その分野についての単語力がつき、そして読解力と根気がつきます。
 
「長文読解力」と俗に言われているものは、長い英語の文章を正しく間違いなく読む力と、長い英文にもめげない根気の2つが合わさったものです。この長文読解力は必ずあなたの人生において役に立ちます。ぜひ、Wikipediaからはじめてみましょう。Wikipediaでいきなりはじめるのはハードルが高い、もっと体系だったコースが欲しい、という方は、我々がおすすめしている英語教材をお試しになるのが良いでしょう。
 
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